肌の治療
肌の治療
世界中で最も多く行われている治療であるヒアルロン酸注入、ボツリヌストキシン製剤の注入の他、肌質そのものを健康的に改善するゼオスキンヘルス、痛みが少なく、合併症のリスクが少ないインモードリフト、麻酔を使用した痛みに配慮したピアスホール作成などの美容皮膚科治療にも対応しております。
お肌のお悩みについてもお気軽にご相談ください。
ヒアルロン酸注入は、シワ改善、リフトアップ、唇をふっくらとさせる、おでこに丸みを出す、輪郭を整えるなどの幅広いお悩みを改善することが可能です。目的や注入の層によって様々なヒアルロン酸製剤があります。注入する針の大きさや形状も異なるため、使用する製剤、目的によって最適なカニューレを選択します。内出血を軽度認めることがあり、1週間程度で改善します。腫れは数日です。注入当初はわずかに凸凹とした感じを認めますが、1週間程度で馴染みます。製剤によって持続する期間が大きく異なりますが、多くは半年から2年程度とされています。しかしながら完全にはなくならずにしこりを形成することや長期経過で炎症反応が起こることがあります。またヒアルロン酸の合併症として稀な合併症に血管閉塞、血管内注入のリスクがあります。血管内に注入されることで皮膚や組織の血管が閉塞し、皮膚壊死、失明、脳梗塞が起こったことが報告されています。アレルギーのリスクは少ないですが、血流障害や感染症、しこりの形成や、思ったような効果ではない時などにヒアルロン酸を溶解することがあります。ヒアルロン酸溶解剤にもアレルギーのリスクがあります。
ボトックスは、ボツリヌス菌という細菌から抽出したたんぱく質で、筋肉の働きを弱めて収縮を抑制させることで筋肉をリラックスさせ、シワを改善する効果があります。また、シワの改善だけではなく、エラやふくらはぎのボリュームの改善や肩こりの解消、多汗症など、様々な治療で利用されています。ボトックスの効果は2日から効果を感じ、2週間がピークでおよそ3ヶ月から半年にかけて少しずつ減弱していきます。腫れは1日程度、内出血が出る場合があります。妊娠中、授乳中の方は治療を受けられません。
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解する酵素です。ヒアルロン酸を入れ過ぎてしまったり、仕上がりに満足できなかった場合などに気になる部位に注入することでヒアルロン酸を分解して元に戻すことができます。長期経過したヒアルロン酸は皮膜を形成し、完全に溶けないこともあります。アレルギー反応が出ることがあり、術後の腫れが1週間程度目立つことがあります。内出血が出た場合は1、2週間程度で改善します。
ゼオスキンヘルスは皮膚の一部のケアや改善ではなく、肌全体を真に美しく健康に導くための化粧品です。成分や目的が市販の製品とは異なり、正しい知識の下でご使用いただくため、医療機関でしか取り扱っていません。ゼオスキンの最大の特徴は、ビタミンAと美白剤を併せて使用するところで、様々な肌の状態に合わせて様々な製品を組み合わせて治療できるのがゼオスキンの魅力です。ゼオスキンは効果が高い反面、肌の赤み、乾燥や皮剥けなどを伴うことがあるため、クリニックでのカウンセリングが必要です。赤みや皮むけなどが起きにくい使用方法もありますので、目的とする効果や許容できるダウンタイムなどを含めてご提案いたします。
インモードリフトはイスラエルのインモード社の複合治療機で、ミニfxとフォーマの相乗効果で効果的に脂肪を破壊しながら皮膚を引き締めるため、下顔面に対して小顔、リフトアップ効果が期待できます。また体用のフォーマプラスを使用することで体のたるみにもアプローチすることが可能です。脂肪吸引などの外科手術には抵抗がある方はもちろんですが、脂肪吸引後に使用することでたるみのケアをすることが可能です。将来的なたるみの予防にもなりますので、たるみがわずかに気になる方にも適応があります。状態によってはフォーマのみをご案内することがあります。治療中はわずかな熱さやピリッとした感じがありますが、とても受けやすい治療です。吸引によるわずかな内出血、赤みが出ることがあります。熱を伴うデバイスですので、やけどのリスクがあります。
ピアッサーを使用してご希望の箇所にピアス穴を開けます。
院内でピアッサーは用意していませんので、市販のものを持参してください。
ご希望の部位にデザインし局所麻酔後にピアスホールを作成します。
特殊な部位の施術はお断りする場合があります。腫れや内出血は目立つことが少ないです。
感染やアレルギー反応によっては抜去が必要があります。体質によっては傷が膨らんでくることがあります。
本施術は、本邦未承認医薬品の使用が含まれる自由診療です。
薬機法に基づき、医師が個人輸入をしております。
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
重篤な副作用や安全情報についての報告はありません。
未承認医薬品等は医薬品副作用被害救済制度等の救済の対象になりません。