• 鏡をみるたびにクマが気になる人
• 電車で窓をみてクマが気になる人
• 周りに疲れている？と聞かれる人
• 生まれつきの目の下が影になる人
• 年齢を重ねてクマが目立つようになってきた人

薬剤に対するアレルギー、1、2週間程度の腫れ、内出血、完成までは6ヶ月程度かかります。感染、血腫、神経障害、左右差、つっぱり感や痛み、凸凹、肥厚性瘢痕が残存することがあります。効果が過剰、不足、思っていた通りではないことなどがリスクとしてあります。

黒クマ

影クマともよばれる、段差によるクマです。
段差の原因は眼窩脂肪の突出と中顔面の凹みの2つから考えます。
この2つの原因は加齢の変化にともなう場合や生まれつきの骨格による場合があります。

治療方法はこの2つの原因にアプローチします。眼窩脂肪がでている場合は眼窩脂肪を適量除去します。過剰な除去は骸骨のような見た目になってしまったり、将来的な老けを加速してしまったりするリスクがあります。また蒙古襞が目立つように変化する場合がありますので、術前の評価がとても大切です。
中顔面が凹んでいる場合は脂肪を注入します。この際、中顔面だけでなく、内側のtear troughにも注入することで脱脂だけでは改善しないクマも改善させることができます。過剰な注入はしこりを形成するリスクがありますので、丁寧な注入が必要です。場合によってnanofatを追加した場合がよい場合があります。腫れや内出血は通常1週間程度です。脂肪採取した部位も内出血が生じます。1週間程度の圧迫が必要になります。患者様のご希望によっては脂肪注入を行わない方法や、皮膚のたるみの切除を伴う方法、ヒアルロン酸注入などもご提案することができます。

赤クマ、青クマ

目の下が赤く見える赤クマは、目の下の眼輪筋という筋肉が透けて見える状態です。青クマは毛細血管がすけてみえる状態です。気温や血流によって、見え方が変わってきますので、紫と表現されることもあります。赤クマ、青クマもnanofat注入をすることで改善することができます。nanofat注入は皮膚と眼輪筋の間、とても浅い層に注入をします。本来ボリュームを必要としない部分に注入しますので、腫れや内出血が2週間程度目立つことがあります。また黒クマの適応があれば黒クマに対する治療を行うことで赤クマ、青クマも改善されたり、すけてみえる範囲が狭くなることがあります。従来改善がとても難しいクマです。複数回の治療を検討してもよいと思います。

茶クマ

茶クマは、目の周囲の皮膚に茶色の色素沈着が生じたり、シワやたるみによって茶色にみえる状態です。色素沈着は紫外線や摩擦によって目元の皮膚にダメージが生じ、メラニンが蓄積され肌が茶色くなった状態であったり、原因が不明な場合もあります。黒クマに対する脱脂の後に生じることもあります。nanofat注入やハイドロキノン、ゼオスキンヘルス、架橋のないヒアルロン酸注入などによる改善が可能です。